登山ブームということですが、山の事故が多発しそうで怖いです。
去年の富士山も、明らかにキャパオーバーだろう!と感じていました。
8.5合目より上は、岩場をヘッドライトの明かりと前を行く人の足元を頼りによじ登った。
天候不良や高山病を伴えば、ただでさえ危険な岩場なのに去年は大渋滞していた。
誰かが滑落すれば、数人がごろごろと巻き添えになることが予想できる。
トイレも大渋滞で、同行の人がトイレから戻ってくるまで、雨に打たれたまま40分待ち続けた。
寒いのと体力消耗しているのとで、寝転がってじっとしているしかなかった。
大雪山系で遭難し、低体温症で死者が出たことは記憶に新しい。
体温が下がるということには、あらためて注意しなければ、と学ばせていただいた。
去年以上の入山者が予想され、不安なので今年の富士山は登りません。
山をなめてはいけません。でも、山は本当に素晴らしい。
注意を怠ることなく、十分気をつけて楽しい山行を!