映画 『おくりびと』 、皆さんもう鑑賞済?
私、まだ。
『納棺夫日記』 は読みました。
本木雅弘さんが読んで感銘を受け、この映画を作るきっかけとなった本。
薄い本なんだけどね、心にずしんと重い本でしたよ。
宗教観たっぷりでね、そこに死、いやー生死ですかね、が立ち上がってくるような本。
考えますよ、自分の足の先から一体何歩先に自分の死がおるんかとか、
その「あるだろう自分の死」側から、今の自分の生を見てみたり。
凹んでるときに読んだこともあって、しばらくは思考が取り憑かれた。
こんなすごい本を読んでしまったら、
映画 『おくりびと』 はDVDでもいっかなー、なんて思っちゃう。
だって…がっかりしたくない。
あ、アカデミー賞とったんですからね、
評価する頭が及ばないのはこちらの方かもしれないんですけど…
だって、ありがちじゃないですかー、映像にするとがっかりした、って。
祭りの後って、そんなもんやん。
で、アカデミーのダイジェストを観ながら、
女性陣の"前に出る感"が足りんな~、と評しつつビールをすする。